刺繍を入れる位置について、悩まれる方も多いようです。刺繍屋としては「刺繍できるところならどこでもOK」というスタンスです。ただ、刺繍をする際には「刺繍枠」(上の写真)というものをはめて、生地が張っている状態で縫います。それで、枠がはまらない場所や枠がはまってもミシンの針が枠にあたる場合は刺繍できない、となります。実際には入れたい場所を確認してからの受付となりますので、ご相談ください。
参考までに、一般的な刺繍する場所についてもお知らせします。
シャツ・作業服・ポロシャツなどは、上の図の青枠部分に刺繍するのが一般的です。襟の部分は、ネームというよりは、ワンポイントロゴやイニシャルなどの短く小さめの刺繍を入れることができます。
エプロンもよく刺繍します。上の図の赤枠部分が一般的です。
ズボンには、上の図の青枠部分にネームを入れるのが一般的です。よく、学生寮で生活をすることになったお子さんのため、洗濯の時にみんな同じズボンで分からなくなる、という理由などでネーム刺繡を入れる場合が多いです。
実際に刺繍可能かを確認してからの作業となりますので、どこにどのような刺繍を入れるかはご相談ください。